爆裂伊豆 後編

さぁ、もう一度起床しまして、2日目となりました。
まずは、目指すは下田富士!!
旅館のおばちゃんに言ってもなかなか分かってもらえなかったくらいのマイナーポイント☆
でも、「結構きついから頑張ってね」と、不審に思われながらも送っていただきました。
まず、このくそ暑い日に山に登る高校生ってめちゃめちゃ怪しいですよね(汗)
まぁ、いつものことだからいいのですが…(それも問題があると思うが;)

一応コンビニ(ラブvv)に寄ってから下田富士へ行きました。
微妙にどこにあるか分からなくて迷ったんですけどね(笑)←迷ってばっか

読みづらいですが、入り口にあった石→
下田富士」とバッチリ書かれていますvv
ここの上に堂島さんが!!と思うとちょっと興奮(危険)
目指せ浅間神社(宴の始末・おとろし参照)

←この階段を登って、山の中へと入ります。
 後でこの写真が物議を醸しますのでよく覚えておいてください(大袈裟)
 でもこの石段+鳥居はかなりいい感じvv
 

とりあえず、山へと入っていきます。
最初は階段ばっかりでした。
あぁ、この山を茜さんが登ったんだと思うと感慨もひとしお。とか思いつつ登ります。

ちょっと登るとこんなものが→
淡島明神と書いてありました。
なんなのかはよく分かりません(爆)

←不動尊だそうで。
 階段を登って行ったところにいくつもこういうのがあります。
 なんだかうきうきしてまいりますvv
 

こんなものもありました→
何だかよく覚えていないのですが…(おい)

龍爪神社と書いてあります。
 って、これ神社ですか?ちっちゃ!!
 でもこういうのはちょっと神秘的な感じで好きです。

この神社の先の道→
だんだん嫌な予感がしてまいりました。
ってか、ただの山!??

←石が祭ってありました。
 これは山道を少し歩いたとこにありました。
 でも、この先は何もなかったり;

宴の記述によると、相当の石段はあったようですが、山道ではなかったはず
なのにこの先に広がっているのはどう見たってただの山道!!
いいんですか?これで?
っていうか、京極夏彦はやっぱりここに来ちゃあいないと再認識(爆)
だって、こんな道茜さん登れないよ。
普通に登るならまだしも、岩長姫を持ってだなんて!
まず普通の体力の人間なら無理です(断言)

登っている途中に本気でつらくなってきて何度も止まって休んだりしました(苦笑) ってか、汗かきすぎでした!(キモいし)
何に驚いたって、いきなり山道にロープが張ってあるのですよ!
それを伝いながら歩くわけですね。
つまり、それほど急な傾斜な危険な場所というわけで…
昨日のヘルスコースに続いて今旅行2度目の命の危険を感じる体験でした(笑)

←落っこちそうになったあたりから(笑)
 眺めはいいのやらよくないのやら(おい)

さらに歩きつつ、本当に浅間神社なんてものがこのてっぺんにあるのかどうか不安にすらなりました;
本当に山!山!!山!!!って感じで…(汗)←しつこい
でも体力の限界(暑いし!)を感じつつ歩き続けました。
そしたら―――ありましたよ!!見事に!!
遠方に鳥居のようなものが見えたときにはマジで感動いたしました!!
やった、てっぺんだよ!!もう登らなくて済むよ!!(爆死)
ってか、本当に小説に書いてあったものがあるってことに素直に感動しました。
鳥居が見えてからてっぺんまでは一気に登りましたよ。

←てっぺん入り口の鳥居。  本当にこのちんけな鳥居が輝いて見えました。

これが浅間神社でございます!→
小さいけど、本当に感動でした。

←脇の方からアップで。
 中にはいっているのは何なんだろう?(見えない)

しかし、しばらくして冷静になってみると…(冷静にならずとも分かることですが;)
例の「コノハナサクヤヒメ」と書かれた立て板がないじゃないですか!!(これを見に来たのに…)
どんなに探してもありません。
というか、必死に探すほど広い場所でもございません(笑)
そして、考えてみれば、明らかにここに堂島さんがいきなりいたら怪しいです!
いや、堂島さんはただでさえ怪しいですが、こんな山の上にいたら不自然すぎます!!
行けば分かると思うんですが…(いや、誰もいかないって;)
あと、当然宴の支度で描写されていた社務所のようなものもありませんでした。
もう、京極夏彦ってば、100%来てないじゃん!!(爆笑)
ってか、京極夏彦に踊らされている自分らはなんなんだ(爆)
むしろ自分で勝手に踊っているような気もしますが(おい)

あと、これは登ったときは考えていなかったのですが、富士山もまったく見えませんでした。
下田富士の上で駿河富士の話をすると云々というやつですが。
もう、木が茂りすぎていて見えるはずもなかったです(笑)←もはや笑うしかない
とはいえ、がっかりしつつもみんな相当な達成感に満たされていました。
やっぱあれだけ山を登ったら嬉しいものですよね(しみじみ)

それで、ここまで来たら当然引き返さなきゃいけないので、しばし休憩してから下山いたしました。
実はくだりの方が登りよりもよっぽど生命の危険を感じたのですが…(苦笑)
まぁ、一応全員五体満足で下界に到着いたしました(笑)
そこで、改めて振り返って入り口付近を見ていたのですよ。
そしたら…なんか書いてあったんです!(何)

←この看板が問題なのです!
 クリックで大きいのが見れます。

見ていただけましたでしょうか?
なんと、ここに「コノハナサクヤヒメ」の文字が!!
まさか山の下にあるとは思っておりませんでした。迂闊でした。
「山登った意味ないじゃん」っていうツッコミはご勘弁(笑)
でも、これで下田富士浅間神社にはコノハナサクヤヒメが祀ってあるということが確認できたのでよしとします。
しかし、やっぱこの富士山の話は不思議でなりません。
って、日本神話もろくに知らないわたしが論じても意味をなさないと思いますが;
参考までに、下田には富士を三姉妹とするこんな伝承もあるようです→(勝手にリンク)

山を降りて、三人とも相当疲れてへろへろで暑くて仕様がなかったのでコンビニ中毒)でアイスを買って食べました♪
わたしはやっぱりチョコミントでvv(聞いてない)
そのアイスでちょっと復活して、昨日のリベンジということでヘルスコース(海)目指して歩きはじめました。

と、その途中に、昨日の(食堂の)がいたんですよ!!(大笑)
サングラスでバカンスな感じででした。
さすが母!!(おい)

そしてしばらく歩いて水族館も通り越して、ヘルスコースへ!
今度は昨日の闇が嘘のようで、相当明るかったです!!(昼なんだから当たり前だ)
しかも海は相当綺麗でした!!
砂浜じゃなくて岩場なんですが、感動的に綺麗でしたvv
友人なんか岩の陰で隠れて水着に着替えて泳いで鼻血出してましたからね!(いろんな意味で犯罪・爆笑)
わたしも足だけつけて遊んだんですが、友人の鼻血に驚いたことを抜かせばかなりいい感じでした(笑)
宴でも少し触れられていたなまこ壁なんかもいっぱい見れまして。
数時間前が嘘のような平和な時間でした!

←噂の(!?)なまこ壁
 でも、下田で一番綺麗ななまこ壁の家は工事中でした(残念)

ペリー像を一応(笑)→
「カイコクシテモイイヨ」!!(爆笑・ネタがマイナー;)

←海の方から見た下田富士
 本当に形が富士山のよう
 前の日の夕方は夕日にこの山が浮かんで相当綺麗でしたvv
 でもカメラを持っていなかったお馬鹿さん(涙)

下田の海に別れを告げながら→
本当に綺麗で感動しました!!

と、こんな感じでそろそろいい時間(といってもまだまだ昼でしたが)になってきたので下田ともお別れ
下田駅に向かい、冷凍みかんを買い込み、電車で帰路につきました(笑)
今度はキティーちゃんバージョンじゃなくて安心(おい)
電車の中では冷凍みかんと一緒におにぎりを堪能したり、またシーサイド京極荘に大ウケしたり…
そして廃墟風な建物に萌えつつ(え?)帰宅いたしました。
あぁ、そういえば地元民トークにも花が咲いたな…(何)

と、こんな感じで一泊二日の爆裂伊豆ツアーも終了です。
はじめての友人との旅行ということでいい体験にもなったし、何より馬鹿に拍車がかかりました(爆)
いっぱい歩いていっぱい感動して。
本当に馬鹿だったけどいい旅行になったと思います。
これも榎さんやら京極堂のおかげでしょうか(笑)
京極堂を好きになってなかったらこんなことにはならなかったと思うので、感謝半分恨み半分
もはや馬鹿万歳です!(おい)


この旅行記(馬鹿日記?)もここで終了ですが…
ここまで読んでくださった根性の座った皆様(笑)、どうもありがとうございました!
少しでも楽しんでいただけたり、参考になったのなら管理人冥利に尽きるというところです。
さぁ、次は何処に行こうかな…(懲りないやつだ)

(了)


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