爆裂伊豆 前編

7月も終わろうとする某日、わたしを含め、3人で爆裂伊豆ツアーを決行いたしました。
この3人というのは、言うまでもなく(?)極寒逗子のメンバーだったりするのですが…(笑)
しかも、今回、何が救えないかというと、まずは泊まりがけなところ!!
とうとうやってしまいましたよ。京極のために泊まりがけ(爆死)
いや、でも友人と外泊するというのは初めての体験だったので、すごく楽しかったですが。
3ヶ月ほどたったウツロな記憶をたどっての旅行記ですが、楽しんでいただければ幸いです。
というか本気で書くのが遅くなってしまってすいません(楽しみにしていた方もいないと思いつつ)
長いので前後編でお楽しみください♪(本当に長いです;)

まずは、電車(鈍行)にて目指すは韮山
乗換えなどに多少手間取りながらもなんとか到着。
とりあえず最初の感想は…「何もねぇ!!!」(爆笑)
コンビニくらいはあって、マックもあるかな〜?などと思っていたのですが、かけらもありません。
あることなど考えられないほどの田舎ッぷり!!(失礼)
辛うじて、自動販売機はありましたが…(多少の救い)

←韮山駅の興奮を1枚。
 普通の駅なんですが。
 おじさん写ってしまってすいません(爆)

そして、とりあえず案内板のようなものを頼りに適当に歩きます。
本当はバスがあることを期待していたのですが(苦笑)
韮山の特徴を申し上げますと…
観光地化されているのに観光客がいない!!(爆)
はっきりいって、この猛暑の中、観光客らしき人はわたしたち3人のみ。
広がる田園風景の中に、微妙に舗装され、歴史的ないろいろが書かれた道路があります。
でもやっぱり人はいません。
せいぜい地元の学生だけ。
おたまじゃくしならいるんですけどねぇ…(嬉しくない)
ってか、韮山に旅行に来る人なんてみんな京極マニアなんじゃ…!?(禁句)

しばらく歩き続けて、最初にたどり着きましたのは、蛭ヶ小島
源頼朝が流された島ということですが…
これのどこが島なのかかけらも分かりません(汗)
だって、普通に陸だし!!
謎がいっぱいながらもとりあえず見てまわります。

蛭ヶ小島の碑→
こういうのがいっぱいあるだけのとこでした(爆)

そしてここは早々に立ち去り、次に目指すは韮山城跡
しかし、今回これが一番の謎ポイントでした(何)
何が謎かというと…
どこが跡だか分からないんです!!!(爆死)

←韮山城跡までの案内板。
 ここまでは、この先に何があるかとドキドキしていたのです。

山を登る途中にあったプチ神社→
かなり記憶はウツロですが;
水が汚かった模様(友人談)

←ここが韮山城跡(推定)←情けない
 っていうかただの山です(爆)
 本当に何もありません(強調)

写真でもお分かりだと思いますが、本当に何もないんです!(しつこい)
これには本当に驚きというか脱力というか…
ただひたすら山を登り、山の上から田園風景を見て感動していないこともないのですが、やはりむなしさが!!!(汗)
いや、でも、山を登っている最中はちょっとだけ宴のラストのあたりを思い出してドキドキしたり…
「あぁ、この上に戸人村が!!中禅寺も山登ってたわよねvv」みたいな…
はい、すいません。むなしいです(爆死)
ってか、そうでも思わなきゃ登れません(爆)

次に向かいましたのは、江川邸
途中にいたアヒル(?)達が異様に可愛かったりしました。
このあたりから少しだけ昼の心配をしたり…
明らかにコンビニやファミレスはないのですよ。

この江川邸ですが、ここに来てはじめて観光客(らしき人)に出会いました!!(感動…するな!)
でも、ここはまともに面白かったです。
江川太郎左衛門さんのお話を豪く真面目に聞いてすごく勉強になりました。
太郎左衛門ははじめてパンを作った人なのですよ!!(物知りぶってみる)
次に行く反射炉のお話しも聞けてよかったです。
しかも、江川邸付近には昼食が食べれそうなところが!
わたしはざる蕎麦を食べたのですが、なかなかおいしかったですvv
お店の方々も優しかったし。
しかし、明らかにわたし達、不審でした(汗)
まず、女子高生3人組で江川邸などに来るという渋い趣味を持っているだけで怪しいのに、
どこから来たかを訪ねれば、横浜!とか言うんですからね(爆)
すいません、横浜から来ちゃったものはしょうがないのです!
ゆえですから。(病気じゃなくて?とかは聞かないでください・笑)
このあたりでだんだん韮山が好きになってまいりましたよ(本当か?)

昼食も終え、次は、反射炉へ。
ここがまたひどく遠いです。
何キロ歩いたか分からないくらい;しかも暑いし!!
この日の暑さは半端じゃなかったです;
第一田んぼしかないので日を遮るものがないし!!
でも、なんとなく楽しい気分で歩きました♪
途中に廃墟チックな建物がないかと探しながら…(ライフワーク)

この反射炉というのは、太郎左衛門が大砲を作るために建造した炉なんですね。
ここでも係の方(?)に説明していただいたのですが、なかなか面白かったです。
さりげなく学校の歴史の資料集にも出ていたりして、楽しみにしていたのでvv(渋い趣味だ)

←これが反射炉です。
 反射熱を利用して金属を溶かし、大砲を作ったとか。
 なんだかだんだんただの韮山解説サイトになってきましたね(爆)

反射炉のところにあった大砲の模型→
この穴に頭を突っ込んだら、見事頭をうちました(ただの馬鹿)
友人の頭を突っ込む図の写真もあるのですが、可哀想なので自粛(笑)

反射炉の売店のようなところで、冷たいお茶をいただき生き返る思いがしたのを覚えています
つまり…本当に暑かったんですね。
そんな感じで、また韮山駅へと戻ります。
本当は伊豆長岡駅の方が近かったようですが、途中にあった神社に寄りたいという理由で歩き続けます。
しかも、その神社というのが…思いっきり山の上!!(爆死)
それでも行きます。行きたくてしょうがなかったです、正直(本音)
友人のうちのひとりは少々うんざりしていた感じもしますが、そんなのはお構い無しです(嫌な友だ)

←見えづらいですが、この山の上に神社が。
 こういうちんまりした神社が実は大好きです(告白してどうする)

山の入り口部分→
こんな感じの階段を登ります。
祭られているのは火の神様らしいです。

←上まで登って撮った姿。
 相当こじんまりとしておりますが、
 賽銭箱のサビ具合などがかなりツボ(そこでツボるな;)
 

山の上から見た韮山の景色→
かなり顕著に町の風景が分かると思われます。
つまりは…すごい田舎ということで(笑)

なんだか、この神社、名前すら覚えていないのですが、相当楽しかったです(笑)
時間の関係上行こうかどうか悩んだのですが、本当に行ってよかった!!
このあたりでやはり自分(友人も)は相当神社好きだと実感(爆)
そしてここを立ち去り、今度こそは韮山駅へ。

これで韮山とはお別れです。
この文章で伝わるかは分かりませんが、相当楽しかったです(笑)
暑い中歩きまわっただけと言えばそれまでなのですが…
なにせ、10キロ近くは歩いたと思いますからね!!
かなり疲れました。でも楽しかったです。
あんまり京極堂気分は味わえなかったのですが、それでも見所満載でした。
たとえ他に観光客がいないとしても!!(爆)

次に向かうのは、宿泊場所でもある下田です。
これがまた遠いんですね、なんといっても伊豆半島の端っこですから!!
ひたすら電車に乗り続けました。
しかもキティーちゃん列車(爆)
狙ったわけでは断じてないのですが、キティーちゃんの電車でした。
これがまた五月蝿い五月蝿い…(苦笑)
いきなり甲高い声でキティーちゃんが喋りだします。
しかも、キティーちゃんのうちわ(紙)とかももらったのですが、全然嬉しくないし!(おい)
さらに、3人とも韮山の疲労でぐったりとしていました(苦笑)
あぁ、でも下田の予習はしましたよ!!
わざわざ持ってきた宴にて(爆)
下田富士の堂島さんが出てくるあたりをvv

そういえば、車窓からかなり面白い物が見えました。
宿泊所なのですが、その名も…「シーサイド京極荘」(爆笑)
このシーサイドという爽やかな響きと京極の怪しげな響きの合わないこと!(大笑)
3人で相当笑いました。さすがは全員京極好き(爆)

そんなこんなで、ようやく下田へ到着!!
まずは、宿へと向かいます。
なんだか地図にも載っていない場所で、だいぶ迷ったのですが、一応到着。
意外に綺麗なところで吃驚!!!というかむしろ感動!!
生まれて初めて友達と旅館でお泊まりですvv
いただいたみかんゼリーがすごい嬉しかったです。
それで一休みして夕飯を食べるべく、町へ出ました。

まず、旅館のおばちゃんに聞いたとこに行ったのですが、「高い」という理由で、一度断念。
それで、ふらふら歩いていたのですが、どうにも決まらず、さらにふらふら。
そして紆余曲折して、海の方に行けばコンビニがあるだろうから、
そこで夕飯を調達し、さらに花火もしようということにまとまりました。
しかし、この甘い判断が罠でしたね…(意味深)
下田という地を甘く見ていました
所詮はなまっちろい(笑)都会っ子でございます。
海に向かい歩き、海沿いを歩き続けたものの、一向にコンビニなどございません
花火ができるところがあったら、一度駅前のコンビニに戻ってもいいな。などと思っていたのですが、そんな場所もなく。
本当にひたすら歩き続けたのに何もありません。
しまいには閉園後で相当怪しい水族館の前を通り、さらに先に行くと、
街灯が一本もない「ヘルスコース」とかいう海沿いの遊歩道に出てしまいました。
本当に明かりが全くない上に、海に隣接しすぎていたので、通るのを断念しましたよ。
やめなかったら危うく、真の闇を体験し、海に落っこちて死ぬところでした(冗談じゃないです・真顔)
ということで、とりあえず引き返し、近道らしき道を見つけ、そこから駅前まで戻ります。
しかし、これがまた、まさしく天然肝試し!!(大笑)
かなり暗いし、途中にトンネルはあるし…
あれは下手なお化け屋敷よりよっぽど怖かったです(笑)

それでもなんとか街にたどり着くことができました!(ここは喜ぶポイントですよ!)
そして、結局ご飯は最初のところで食べることに…(堂々巡り)
もう夜も相当更けていたし、花火はやる場所ないしで。
昼も相当歩いたというのに、まためちゃめちゃ歩きましたからね!!
4キロくらいは余裕で歩いたんじゃないかと…
本当にこの日一日、無駄に歩きすぎです(一応自覚はあり)

それで、そのお店に入り、ご飯を食べたのですが、これがまたすごくおいしい!!
わたしは焼き魚定食、友人はそれぞれ天ぷら定食煮魚定食を食べていました。
しかし、なんだかお店のおばちゃんがボケていて、天ぷらを頼んだ子は、モズクを得した模様…(笑)
本当は入っていなかったのに、間違って入れられちゃったんですね。
そのおばちゃんなのですが、わたし達と時を同じくしてお店に入ってきた大学生ぐらいの男女の集団に、
「おかぁさ〜ん!」「おかあさん!!」などと連呼されまくっていておかしかったです。
だって、初めて来たみたいだったのに…
彼女はあんたらの母じゃあないよ!みたいな(笑)

そして、店を出てからそれについて深く考えた末に生まれた言葉…
「女はみんな母である(意味不明)
誰か文豪とかがこんなことを言っていた気がするのですが、気のせいですか?(爆)
一応、太宰治あたりが有力です(謎)
なんてことを言いつつ、爆笑しつつ、ご飯がおいしかったのでみんなすごい幸せでしたvv

で、その後貴重なコンビニへ!!
駅の前に行くとコンビニとマックがあるので相当嬉しいです(笑)
もはやコンビニ中毒者のように喜んでコンビニに入ります(怪)
なにせ、伊豆に来てから、下田のこの一軒以外でコンビニ見てませんから!
で、何故か花火は、早朝4時頃にやることになり、花火を購入。
あと飲み物等も買って宿に戻りました〜。

で、風呂に入ってなんやかやで就寝。
一応4時に目覚ましを設定しましたが…
当然起きれませんでした(爆)
全員鳴った事に気づいているのに無視!!(笑)
やっぱりそんな早いのなんて無理ですよね。
だから結局花火はお持ち帰りということで…
これがまた次なる事件(違)を生むのですが、一応伊豆には関係ないので省略(笑)

と、こんな感じで「爆裂伊豆 前編」終了です。
お疲れ様でした!(って、ここまで読んだ人がいるのかいないのか…) 興味のある方は二日目(後編)へお進みください♪



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